家を購入して気付いたこと、勉強不足だったなあ!!と思ったことが、私自身入居後になって次々と出てきました。
またご近所づきあいも始まり、人付き合いの面でも色々と気付きがありました。
1回目は家の選択、地域編をお送りします。
新しい人間関係のスタート
新居での人間関係は、その場所で長く生活していく事になるため、比較的簡単に転出できる賃貸と違い、簡単にリセットすることはできません。
また、自治会の一員になることになりますが、自治会の活動は地域によって思った以上に差があることもあります。
できれば事前に調べておくのがベターですが、自治会活動での会員の負担が少ない地域の物件は、不動産会社がそのことを売りの一つとして教えてくれることもあります。
自治会活動が活発な地域は、人によっては人間関係に強いストレスを感じることもあるようです。
自治会への加入
自治会への加入は任意ではありますが、自治会内で協力しあって活動し生活をしている中で、入会を拒むことは現実的ではありません。
自治会内の清掃、ゴミ捨て場の管理、災害時の助け合いなど、会員としての仕事は意外とあります。
ただ、活動内容は自治会によって差があります。
年に1度の自治会内の清掃のみで、総会のような集まりもないというところがある一方、清掃の他、自治会費、寄付金他の集金、隔月定期役員会、自治会総会などがあるというところも実際にあります。役員の仕事も、順番に回って来ます。
活発に活動している自治会は世帯数が多いところが多いようです。自治会への関心が強い会員が多いという事が理由だと考えられます。
近年は人口減少もあり、転出や高齢世帯の増加による空き家も増えています。
従って、自治会役員の成り手も少なくなっており、任期満了後も役員を継続せざるを得ないというところ現にもあります。
自治会には入会したくないという方もいると思いますが、入会しないという選択ではなく自治会活動の負担が小さいところを検討するのもありかもしれません。
協力共助の精神は大切です。
浄化槽か下水道か
一般的に、下水道が整備されていない地域では、各家庭に浄化槽が必要です。
浄化槽は下水道に比べて維持管理費が高くなります。故障した場合は程度により高額になる可能性もある修理費を負担しなければなりません。また下水道が整備されたら浄化増を廃止し下水道に接続する費用がかかります。
下水道料金は上水道の使用量に連動しますので、子供が生まれて成長していく家庭では料金が上昇していく可能性が高くなります。しかし下水道料金を払い続けるだけで他の手間がかからないのがメリットです。
また、団地全体の下水を一括処理する集中浄化槽が設置されているところがあります。各家庭から集めた費用で維持管理しますが、世帯数の減少で1世帯当たりの負担金の額が上昇する可能性があります。
私の住んでいる団地の集中浄化槽は設備がかなり古く、近々発生が予想される更新費用が問題になっています。さすがにここまで購入時に理解していた人はいなかったと思いますが・・・。
このようなところにも、少子高齢化による人口減少の影響が忍び寄っています。
最後に
私自身の実体験も含めて、記事としてまとめてみました。
住宅を購入後に”あーすればよかった”と思うことは、大きい買い物だけに強く感じてしまうこともあるでしょう。
皆さまにとって良い買い物となるよう願っています。
コメント